構法
強度と設計の自由度を併せ持つオリジナル構法「システムTK-Ⅳ」
在来構法の設計の自由度と2×4(枠組)構法の耐震性・耐久性を両立し、現場での施工力の高さで、工期短縮を実現する、公益社団法人日本住宅・木造技術センター認定の合理化構法です。
「自由」な在来(軸組)構法
最大壁倍率 4.0
柱、梁などの「軸組」で構成する日本古来の構法。地震力や風圧力に対しては、柱、梁で囲まれた部分に斜めに「筋かい」を入れて変形を防ぐ。間取りの自由度が高く、大規模な増改築もしやすい。構法が複雑なため工期が長くなりがちで、大工の熟練度によって仕上がりに差が出やすい。
「強さ」の2×4(枠組)構法
最大壁倍率 3.7
床、壁、屋根などの「枠組」で構成する北米由来の構法。枠組に合板などの「面材」を張って箱形の建物とすることで地震の揺れに強い。規格化された構造部材を接合するので高度な技術を必要とせず、短い工期で品質のバラツキが少ない。間取りの自由度は低く、大規模な増改築にはコストがかかることも。
※構造用合板9mm厚
「自由」と「強さ」のシステムTK-IV
最大壁倍率 0
2つの構法のメリットを享受しデメリットは解消。直営工場でプレカットし接合金物を取り付けた構造部材に加え、耐力壁として構造用パネルを使用。許容応力度計算により、構造の強度やバランスを十分検討して設計を行うため、大きな開口部や開放的な空間など自由度の高い間取りが可能。