こんにちは！
リノベーション事業部の森岡です。

タイトルにもありますが
最近耳にする機会が増えてきた「ヒュッゲ(Hygge)」という言葉。

ふわっと理解しているつもりではいましたが、明確に説明はできない...
そんな言葉でした。
先日のLIXILの研修会で改めて「ヒュッゲ」に関して学び、
すごく幅広い意味を持つ、素敵な言葉だな〜！と感動しました。

ひとことで言えば、ヒュッゲはデンマーク語で、
「居心地の良い時間や空間」という意味です。

そしてデンマーク国民の高い幸福度を支える重要なコンセプトでもあります。

日照時間が少なく、冬が長いデンマークで、如何にお家時間を上質なものにして毎日を楽しめるか。小さな幸せを大切に出来るか。

暖かな部屋にはこだわりのインテリアやヴィンテージの小物がならび、
キャンドルを灯して、ゆっくり時間が流れるのを感じる。
家族や友人と料理を囲んで、ほっこりと過ごす。というのがまさにヒュッゲのイメージのようです。

ていねいな暮らしをじっくりと味わう、豊かな精神性自体がヒュッゲと表現されたりもします。

欧米では近年ブームが起きているのだそうです。
日本でもヒュッゲをテーマにした本が続々と出版されたり、テレビで特集されたりと...じわじわとブームがやってきている気配。

名詞や動詞、形容詞としても使われるヒュッゲ。

個人的な考えなのですが、物事に貼り付ける「ラベル」のようなものでもあるかなと思いました。家族との団欒に「ヒュッゲ」のラベルを貼れば、より愛おしく思えるし、
一人で過ごすカフェのひとときも「ヒュッゲ」ラベルで特別な時間に思えてきます。
ラベルだと事務的なので...リボン？のような。
暮らしのあれこれをリボンで飾って、大切にしている素敵な精神性です。

自国の文化を大切にする心の在り方という点では、「わびさび」と共通するところもありますよね＾＾

皆さんも気軽に「ヒュッゲ」を取り入れてみては如何でしょうか？
( ´ ▽ ` )

おしまい