2019.03.06
”ちゃん”シリーズリフォーム
梱包ちゃん
おはようございます。リフォーム事業部、澤山です。
ネット通販が主流の昨今、毎日の様に目にする段ボール。
私達、建築業者のもとにも製品の大半は段ボールで梱包されて届きます。
ところで皆様はそんな梱包の進化にお気づきでしょうか。
本日はめくるめく梱包の世界をお届けいたします。
まず、有識者の皆様に申し上げたいのはこれからご紹介する
段ボールは全てがほぼ1枚の段ボールを加工して作られている事なのです。
まずはインターホン。親機、子機の間にコードを挟み込む無駄のないパーフェクトスタイルです。
特筆すべきは子機の右上の突起。固定をして動かない様になっています。
続いて電球。不思議な形をしているのは割れやすい電球を保護する為。
少し折り目をつけているだけですがガッチリ固定をして電球を保護しています。
こちらは浴室水栓。突起が多く、安定のしない水栓を優しく包み込むユーミンスタイル。
もちろんこれも1枚の段ボールを加工させています。芸術の域ですね。
内蓋の窪みにはなんと取扱説明書が入ります。
キッチン水栓はほんの少し窪みを付ける事で長い部材をスッキリガード。
丸めてから留めるホースのあたりに意地を感じます。
塗料の梱包は必要部分だけを空ける頭隠して尻隠さずスタイル。
空いた穴から取っ手が掴めるので重い塗料缶で段ボールが裂けるのを防ぎます。
箱を開ける用の小さい穴の心遣いが身に沁みます。
照明器具は引っ張り出すくぼみ付き。段ボールは意外と手を切りやすいので助かります。
そして意地でもズラさない固定感。
専用金具で引っかけシーリングごと固定しています。
その他、傷つきやすいステンレス部材等は養生フィルムが張られてきます。
いかがでしょうか。しびれましたね。
こうして丁寧に運ばれてきた段ボールは最後は簡単に広げて折りたためます。
最近は段ボールをリサイクルできる場所も増えてきました。
よく見れば奥が深い段ボール、皆さんも捨ててしまう前にちょっと広げて
リサイクルしてみませんか。地球もニッコリでみんなあったか、まさに
あったかリフォームでございます。季節は春ですがまだまだご相談お待ちしております。
澤山でした。
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