たけうちの
スタッフブログ

2020.08.13

”ちゃん”シリーズリフォーム

かなづちちゃん

おはようございます。リフォーム事業部、澤山です。

うねったっていいじゃないか てんねんだもの

さて、かなづち。オホーツクのトビウオと呼ばれた私にとっては

あまり馴染みのない呼び名ですが(嘘)現場監督になってからはよく見ます。

かなづちは金槌。その名の通り金属でできた槌の事を言います。

実はかなづちと一口に言っても様々な種類があり、工事中も業種に

よって様々なかなづちが使われています。

さぁ今日は夏休み恒例、あなたの知らない世界をご紹介しましょう。

クロスやカーペットを施工する内装業者さんが使っていたのはこちら。

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非常によく見るこのタイプは片側にくぎ抜きがついています。施工の際に飛び出している

釘を叩いたり抜いたりする事も多いそうなのでこちらを使います。

大きいものは大工さんも使ったりしていますね。

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板金屋さんが使うのは板金ハンマーと言われる専門の道具だそうです。

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釘を叩き

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板金に折り目も付けられます。

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他にも色々な加工ができる魔法の様なハンマー。かなづち界のノゲイラと言っても

過言ではありません。

電気屋さんが使う電工ハンマーは握り手の根元の部分がソケットレンチになっています。

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これさえあればボルト締めも容易に行えます。便利です。

足場屋さんが使うものはまさにハンマー。無骨ですね。

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叩いて足場を組んだり解体したりするので叩く事に特化したものを使っているんですね。

これでもうガンガン。ガンガンです。

そして大工さんが使うものがこちら。

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THE金槌。大工さんが使うこのタイプは玄能(げんのう)とも呼びます。

平たい面で釘を打ち、尖った部分は締め打ちをしたり細かいところを叩いたり。

なぜ玄能かと言うと玄翁和尚が由来だと言われています。詳しくは調べてみてください。

そしてよく見るこちらの玄能の形、調べてみたところ船屋玄能と言われる形だそうです。

船屋玄能は北海道片口とも言われます。そう、この形は「北海道で」よく使われるもの

なのだそうです。ビタミンカステーラときびだんごが北海道にしかないと言われた以来の衝撃。

かなづちにまで地方性があるとは・・・かなづちも侮れませんね。

今回紹介したかなづちは必ずしもそれを使っている訳ではなく、みんなそれぞれ自分が使いやすい

ものを使っています。この他にも色々なタイプのかなづちがあります。

みんなちがって、みんないい

リフォーム工事のご相談、お待ちしております。かなづち持って伺います。

澤山でした。


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