自宅サウナの費用はいくら?種類別相場と維持費、コストを左右する4要素

2026/04/20

竹内建設のスタッフ Yûki .N
著者
Yûki .N

目次


自宅にサウナを設置したいと思っても「費用はどれくらいかかるのか」「本体以外にどんなお金が必要なのか」と気になる人は多いでしょう。自宅サウナの費用は、種類やサイズ、設置場所などによって大きな差が生じます。この記事では、自宅サウナの種類ごとにかかる導入費や維持費の相場に加え、コストを左右する4つのポイントも紹介します。

竹内建設では、サウナ付き住宅「MUSt(ムス)」の設計・施工を行っており、完全造作のオリジナルサウナを提案しています。施工実績をもとに、自宅サウナの費用についてわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。


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自宅サウナの費用相場はいくら?【総額一覧】

自宅サウナの費用相場は、種類によって大きく異なります。まずは、種類ごとの導入費用の目安を見てみましょう。

【サウナの種類別費用相場】



サウナの種類 導入費用の目安(工事費含む) 主な熱源 特徴
ユニットサウナ 100万〜250万円程度 電気ヒーター ・ボックス型で室内に設置する
・住宅の構造に関わる大規模改修は不要
・賃貸でも導入可能なケースがある 
バレルサウナ 150万〜350万円程度 電気ヒーター/薪ストーブ ・樽(たる)型で庭に設置する
・屋外設置のため外装メンテナンスが必要
テントサウナ 5万〜30万円程度 薪ストーブ ・設置工事は不要
・比較的価格が安い
・持ち運びできる
・他のサウナより密閉性は劣る
完全造作サウナ 250万円~ 電気ヒーター ・間取りやデザイン、素材を自由に設計できる
・住宅に合わせた本格的なサウナを実現できる
・高額になりやすい

表のとおり、自宅サウナは種類によって費用に幅があります。種類ごとに本体の価格に大きな差があるうえ、必要な工事の内容も異なるためです。たとえば、熱源が電気ヒーターの場合は、電気工事費用も発生します。

さらに、初期費用だけでなく、光熱費・メンテナンス費といった維持費用がかかる点にも注意しましょう。

維持費用には、次のような費用がかかります。

・運転にかかる電気代/薪代
・パーツの交換代
・メンテナンス費用

サウナの種類を選ぶ際は、初期費用と維持費用の両方を踏まえて検討する必要があります。

自宅サウナ種類別の初期費用(本体価格+工事費)

自宅サウナの初期費用は、サウナの種類によって大きく異なります。ここでは、4種類の自宅サウナの本体価格と工事費の目安を見ていきましょう。

屋内設置型サウナ




初期費用の目安 100万〜250万円程度
・本体価格の目安:100万〜200万円
・工事費の目安:施工費10万円〜 電気工事費10万円〜
特徴 ・ボックス型の既製品を室内に設置する
・原状回復が可能な場合など、賃貸でも導入可能なケースがある 
設置条件 200Vの専用回路を確保でき、換気設備と防水性を備えた室内スペース
向いているケース 庭のない都市部の住宅やマンションなど
注意点 PSEマークを取得した製品を選ぶ

屋内設置型サウナは、サウナヒーターを備えたボックス型のサウナルームを室内に設置するタイプです。本体価格で100万〜が目安で、別途、設置費や電気工事費がかかります。組み立て式のため、設置スペースを確保でき原状回復が可能であれば、賃貸でも導入できるケースがあります。

設置するには、防水床のある屋内スペースが必要です。一般的に、洗面脱衣室の一角や、防水床を確保できる室内スペースに設置されます。庭のない都市部の住宅や、マンションでも本格的なサウナを楽しみたい方に向いています。

注意点は、電気用品安全法に基づき、PSEマーク表示のある製品を選ぶことです。PSE適合でない並行輸入品もあるので、購入前に確認しましょう。

参照:経済産業省「電気用品安全法の概要

バレルサウナ




初期費用の目安 150万〜350万円程度
・本体価格の目安:100万〜300万円程度
・工事費の目安:設置費30万円〜 電気工事費10万円〜(電気式の場合)
特徴 ・樽型の本体を庭に設置する
・熱循環の効率が良い
・気軽に非日常感を楽しめる
設置条件 製品のサイズに応じた屋外スペース
向いているケース 庭や屋外スペースがある戸建て住宅など
注意点 屋外設置のため、外装の定期的な保護塗装が必要

バレルサウナは、フィンランド発祥の樽型デザインの木製サウナです。本体価格と工事費を合わせた初期費用の相場は、150万〜350万円程度です。丸い形状により熱と蒸気が空間内を循環しやすく、少ないエネルギーで体の芯まで温まれる点が特徴です。樽形のデザインによる屋外ならではの特別感も、人気の理由です。

設置には、庭などの屋外スペースが必要です。小さいタイプでも奥行き3m × 幅2m程度のスペースをとるため、導入前に本体寸法と搬入経路を確認しましょう。家族や友人と複数人でサウナを楽しみたい方や、屋外ならではの開放感やリゾート感を重視する方に適しています。

ただし、木製で屋外に設置するので、紫外線や雨風による劣化が進みやすい点には注意が必要です。外装は数年に一度の防腐塗料の塗り直しが推奨されます。

テントサウナ        



初期費用の目安 5万〜30万円程度
・本体価格の目安:5万〜30万円
・工事費:不要
特徴 ・設置工事が不要
・比較的価格が安い
・持ち運びできる
・他のサウナより密閉性は劣る
設置条件 製品のサイズに応じた屋外スペース
向いているケース ・自宅サウナを手軽に試してみたい方
・アウトドアでも使いたい方
注意点 ・製品によっては断熱性が本格的なサウナルームに比べて低い場合がある
・薪ストーブ式は一酸化炭素中毒を防ぐため、換気や一酸化炭素チェッカーの使用を徹底する

テントサウナは、専用テントの中にサウナストーブを設置して温める簡易型のサウナです。
価格は製品によって幅がありますが、高価なものでも30万円ほどで購入できます。 自宅サウナの種類のうち、比較的手軽に導入しやすいタイプです。

業者による設置工事が要らず、持ち運べる製品も多いため、自宅の庭だけでなくキャンプなどの屋外でも使える点が魅力です。自宅サウナを試してみたい方や、アウトドアでの利用も楽しみたい方に向いています。

ただし、断熱性や気密性は本格的なサウナルームに及ばない場合があります。薪ストーブ式の場合は一酸化炭素中毒のリスクがあるため、製品の注意事項を守り、十分な換気と一酸化炭素チェッカーの使用を徹底しましょう。

完全造作サウナ




初期費用の目安 250万円〜
※本体価格+工事費の目安、規模・仕様により変動
特徴 ・間取りやデザイン、素材を自由に設計できる
・住宅に合わせた本格的なサウナを実現できる
設置条件 新築または大規模なリフォームが必要
向いているケース 新築時や大規模リフォーム時に、自分好みのサウナ空間をつくりたい方
注意点 ・完成後に仕様変更しにくいため、事前の設計計画が重要
・設計内容や工事範囲によって費用が高額になりやすい
・高度な断熱・防水技術が必要なため、サウナ施工の実績が豊富な業者選びが欠かせない

完全造作サウナは、建物の間取りに合わせてサウナ室を造作するタイプで、木材の種類や窓・ベンチの配置、断熱仕様などを自由にカスタマイズできる点が特徴です。導入費用は高額になりやすく、目安としては250万円以上の予算が必要です。

水風呂や外気浴スペースとの動線も含めて計画しやすいので、自分の理想に合ったサウナ空間をつくれる点は大きなメリットです。住宅の設計段階から組み込む必要があるため、新築時や大規模リフォームに合わせて検討されるケースが一般的です。施工費用を住宅ローンに組み込める点も、造作ならではの利点といえます。

ただし、建物と一体化させる高度な防水・断熱工事を伴うため、導入コストは他のタイプに比べて高額になります。完成後は仕様変更しにくいので、事前に動線や設備計画を慎重に確認しておきましょう。


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自宅サウナにかかる維持費用

自宅にサウナを設置するには、導入費用だけでなく、サウナを稼働させる際にかかる熱源の費用や、メンテナンスの費用などの維持費もかかります。熱源には、主に「電気式」と「薪ストーブ式」があります。

ここでは、使用時にかかる費用とメンテナンスの費用を、熱源の種類ごとに解説します。

電気式を選んだ場合にかかる費用



1回の使用にかかる費用の目安(2時間ほど) 1,000円程度
毎月かかる費用の目安(週2回使用した場合) 8,000円程度
その他にかかる費用
ヒーター部品の交換:3万〜8万円(部品のみ)
※5〜7年に1度程度
※使用頻度によって異なります

電気式サウナのランニングコストは、ヒーターの出力や電力会社の料金単価によって異なります。2時間程度の使用で、1回あたり250〜800円ほどが目安です。週2回使用する場合、月額では2,000〜4,000円ほどの電気代を見込んでおくとよいでしょう。

また、電気式ヒーターの熱源となるヒーターエレメント(電熱線)は、使用頻度によっては5〜7年程度での交換が推奨されています。部品単体の交換であれば費用は3万から5万円ほどで済みますが、ヒーター本体ごと買い替える場合には10万から30万円ほどの予算が必要です。

薪ストーブ式を選んだ場合にかかる費用    



1回の使用にかかる費用の目安(2時間ほど) 500〜800円程度
毎月かかる費用の目安(週2回使用した場合) 5,000〜7,000円程度
その他にかかる費用 専門業者による煙突の清掃・点検費用:2万〜3万円程度
※年に1回程度

薪ストーブ式を運転するには、燃料となる薪代がかかります。1回2時間程度の使用で約5kgの薪を消費するので、週に2回利用する場合の月額費用は5,000〜7,000円ほどが目安です。

また、薪ストーブは使用を続けると、煙突内部にタール(すす)が堆積します。放置すると煙道火災のリスクが高まるため、年1回程度の煙突清掃・点検が欠かせません。業者に依頼する場合の費用は、1回あたり2万〜3万円程度が目安です。

どのタイプでもかかるメンテナンス費用    

ヒーターの種類にかかわらず、共通して発生するメンテナンス費用を次の表にまとめました。



メンテナンス内容 費用の目安 頻度の目安
サウナストーンの交換 5,000〜1万円程度 2~3年に1度
屋外サウナの外装メンテナンス 数千~数万円程度 2〜3年に1度

フィンランド式サウナでロウリュ(蒸気浴)を繰り返すと、サウナストーンにひび割れが生じます。ストーンは2〜3年に1度を目安に、交換や補充をする作業が必要です。補充用のストーンは、20kg入りで5,000〜1万円程度で購入できます。

サウナ内部の木材(ベンチ・壁板など)は、使い続けていくうちに色あせや汚れが目立つ場合があります。状態を保つためには、使用後の換気や水滴の拭きとり、定期的な清掃に加えて、必要に応じて専用オイルを塗布しましょう。

また、屋外に設置するバレルサウナなどでは、外装メンテナンスも欠かせません。紫外線や雨による木材劣化を防ぐため、2〜3年に1度は防腐塗料の塗り直しを行いましょう。

自宅サウナの費用を左右する4つのポイント


同じ種類のサウナでも、条件によって導入費・維持費に差が生じます。費用を左右する主な4つのポイントを理解しておきましょう。

広さと利用人数

サウナ室の広さや利用人数によって、導入費・維持費が変わります。たとえば屋内設置型タイプは、コンパクトな1人用から家族で使いやすい複数人向けまで、さまざまなサイズがあります。

サイズが大きくなるほど本体価格が上がりやすく、室内を温めるヒーターの出力も高くなる傾向があります。予算を考えるときは、使う人数に合った適切なサイズを選びましょう。

屋内か屋外か

設置場所も、必要な工事の内容や費用を左右する要素です。屋内設置型のうちユニットタイプのサウナは比較的導入しやすく、造作に比べると工事費を抑えられます。屋外に設置するタイプのように、雨風による劣化を前提とした外装メンテナンス費用がかかりません。

一方、バレルサウナなどの屋外に設置するサウナでは、本体価格に加えて基礎工事費や屋外への電源の引き込み工事費が必要になります。設置場所や使い方によっては、目隠しフェンスやウッドデッキなどの外構費用もかかるでしょう。

ただし、屋内に設置するタイプでも、造作サウナは防水工事や換気ダクト工事などが必要になり、その分、工事費もかかる場合があります。

ヒーターの種類

ヒーターの熱源の種類も、導入費・維持費に影響します。電気式は温度管理がしやすく、煙も出ないため住宅地でも扱いやすい反面、高出力なヒーターを動かすために200V電源の専用回路を引き込む電気工事費がかかります。工事費は数万〜十数万円程度が目安です。

また、ヒーターの出力(kW数)に応じて消費電力が大幅に増えるので、住宅全体の契約アンペア数や電力プランを見直さなければならない場合もあります。薪ストーブ式は電気の引き込み工事は不要ですが、日常的にかかる薪代は電気代よりも割高になりがちです。

ただし原木を安く譲り受けたり、自ら薪割りをしたりして調達できる環境であれば、電気代よりも大幅にコストを抑えられるでしょう。加えて、煙突清掃費も予算に入れておく必要があります。

断熱仕様や外構

サウナ室の断熱性能と外気浴スペースの外構整備も費用を左右します。サウナ室の壁や天井に使用する断熱材の性能が高いと、熱が逃げにくくなり、運転時の電気代を抑えられます。一方で、断熱仕様を高めるほど初期費用は上がりやすくなります。

ウッドデッキやテラスなどの外気浴スペースでは、周囲からの視線を遮る目隠しフェンスなどを含めた外構計画も見込んでおくことが必要です。ウッドデッキの設置には、サイズや素材により20万〜50万円ほどの外構費用がかかります。

また、目隠しフェンスの設置には、通常のフェンスよりも高さが必要になるので、その分も上乗せした費用を見越しておきましょう。

サウナの費用に関するよくある質問

自宅サウナの導入を検討するとき、多くの方が気になる費用面の疑問をまとめました。

Q. 導入費用や毎月の電気代はどれくらいかかりますか?

導入費用と電気代は、自宅サウナの種類や設置する環境によって異なります。種類別の導入費用の目安は、以下のとおりです。

・屋内設置型サウナ:100万〜250万円程度
・バレルサウナ:150万〜350万円程度
・完全造作サウナ:250万円~

毎月の電気代は、使用頻度やヒーターの出力によって変わります。週2回(1回2時間程度)の利用であれば、月あたり2,000〜4,000円程度が目安です。竹内建設が提案するMUStでは、週1回・2時間程度の使用で月額3,000円程度の電気代を想定しています。

Q. 自宅サウナは固定資産税の対象になりますか?    

固定資産税の課税対象になるかどうかは、サウナの種類そのものよりも設置方法や構造によって異なります。たとえば、バレルサウナのように基礎を持たず地面の上に置いているだけのタイプは、固定資産税の対象外となるケースが一般的です。

一方、建物の一部として間取りに組み込まれた完全造作サウナや、コンクリート基礎の上に固定された屋外サウナは、課税対象となる可能性があります。固定資産税の評価基準は自治体によって異なるため、導入前に自治体の窓口で確認することをおすすめします。

Q. 自宅サウナの費用は住宅ローンに組み込めますか?

新築時やリフォーム時に一括で発注する場合は、住宅ローンに組み込めるケースが一般的です。一方で、後付けする場合や、住宅本体とは別の契約で発注する場合は、住宅ローンの対象外となるケースもあります。金融機関によってルールや審査基準が異なるため、事前に条件や制限を確認しておきましょう。

Q. 将来売却するときに影響はありますか?

サウナのある住宅を売却する際の影響は、一概にはいえません。家の売却価格は、周辺の相場をもとに決まるのが一般的です。一方で、設備や建物の状態によって評価が変わる場合もあります。そのため、サウナに興味のない買い手にとっては不要な設備と判断される可能性もあるでしょう。

また、屋外に設置したバレルサウナが老朽化している場合などでは、撤去・処分の費用が発生し、販売価格から差し引かれるケースもあります。

サウナの費用のご相談は竹内建設へ


サウナ付き注文住宅を検討しているなら、ぜひ竹内建設にご相談ください。竹内建設では、オリジナルサウナ付き住宅ブランド「MUSt(ムス)」を提案・施工しています。竹内建設は2025年12月よりフィンランドのサウナメーカー「HARVIA(ハルビア)」の正規代理店になりました。

※関連記事:竹内建設株式会社、HARVIA(ハルビア)正規代理店に就任


住む人の暮らしの「きらめき」を見つける自社のコンセプト通り、サウナ室そのものを設置するだけではなく、ととのうための動線・照明・素材・ヒーター選びまでをトータルで設計提案しています。


「HARVIA札幌東サウナショールーム」では、ご自宅にサウナを取り入れるためのヒントが盛りだくさんです。「どんなサウナが自分に合うか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

自宅サウナの費用は、種類によって大きく差があり、屋内設置型では100万円台から、オーダーメイドの造作サウナでは、250万円以上が目安です。また、熱源の種類や使用方法によって、維持費も異なります。
自宅にサウナを導入するときは、初期費用だけでなく運転やメンテナンスにかかる維持費も、正しく理解したうえでトータルコストで検討しましょう。

自宅サウナの間取りづくりについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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