脚立ちゃん

2019/01/30

竹内建設のスタッフ 澤山 太一
著者
澤山 太一

こんにちは。リフォーム事業部、澤山です。

さて、どこの家庭にもひとつは置いてあるであろう脚立。

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家の上から下まで行う建築工事において、脚立も大事な工具のひとつです。

皆さんも普段何気なく使っているこちらの脚立。実はちゃんと正しい使用方法が

あるのですがあまり知られていません。

そこで問題です。正しい脚立の使い方をしているのはどの宮本さんでしょうか。

1.高いところにしっかり届く様、しっかりと一番上の天板に立つトップ・オブ・ザ宮本さん

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2.2段目以降に足を乗せ、安定の為、両足でしっかり挟めるように立つシャープな宮本さん

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3.2段目以降に足を乗せ、バランスをとりやすい様に昇降面に体を向けて立つ威風堂々の宮本さん

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4.立って使うと不安定なので一番上の天板に座って使用する泰然自若とした宮本さん

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さて、お分かりになったでしょうか。正解は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮本さん(3番)でした。

2と思った方、多いのではないのでしょうか。この4つの使い方のうち、

3以外の使用方法はバランスを崩す恐れがある為、禁止されています。

脚立をよく見ると天板にのるなというラベルもありますね。

これらは全て脚立の取扱説明書に記入されています。取扱説明書、

読まないですよね。 脚立の取扱説明書にはしてはいけない行為や

作業前点検の方法が 10ページ以上に渡って記入されているものもあります。

脚立の使用方法は意外と厳しく、サンダル等の滑りやすい履物を 履かない、

1m以上の高さでの作業はヘルメットをすると書いてあります。

厳密に言うと上の写真はすべてダメですね。正解は宮本さん(無念)でした。

細かいものになると身を乗り出しての作業の禁止や上を向いての作業は禁止、

体調不良の際は控える様にとまで書かれています。なぜここまで細かいのでしょうか。

実は脚立作業中の事故は結構多く、その中で命に係わる事故も毎年30件ほど起きています。

そしてその事故の多くは使用中の転倒事故や転落事故。たかが脚立、されど脚立なのです。

皆さんも今一度、説明書を見直して正しい使用方法を勉強してみませんか。

正しく使ってエンジョイしたノー脚立、ノーライフを送って下さい。

澤山でした。

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