市役所ちゃん
2022/08/21
おはようございます。工事部、澤山です。
行動制限のなくなったお盆、3年ぶりに夏の秋田へ帰ってきました。
しかし、ニュースでご覧になった方も多いでしょうがお盆の秋田は
稀にみる災害級の雨。めちゃくちゃ降ってました。
イベントも軒並み中止になり、やる事もないので去年建て替えられた
市役所の新庁舎でも見に行こうやとなりました。
いざ着いてみると
なめてたけど(失礼)結構現代的。しかもダークカラー。
大館市がおしゃれになってしまう事に震えが止まりません。
外構は水との調和。冠水している訳ではありません。
左にちょこっと見える軒先には秋田杉。木の国秋田、気合が入っています。
入口手前のポストにはハチ公がマスクをしてお出迎え。大館市はとにかくハチ公推し。
隙あらばハチ公、たまにきりたんぽ、時々まげわっぱ。それが大館市。
中に入ると早速秋田杉。壁には十和田石という希少な天然石が使われています。
内装は秋田杉がふんだんに使われています。大館市が本気を出してきました。
杉ってホントに木目がいいですよね。
なんと5階には展望ロビーもあります。
大館市を望む大きな窓。天気が悪いのが残念です。来年には駐車場も整備されます。
左に見える森林が大館市が誇る桂城公園。札幌で言う中島公園みたいなもので春は桜が楽しめます。
せっかくなので下に降りて桂城公園にも行ってみます。
真ん中にものすごく大きい木がありました。樹齢はなんと推定200年。
魂を感じます。知らんけど。
そして大館市でしか見られないであろう大館市のゆるキャラハチくんの遊具。
かわいい。
雨が降ってきたので市役所の隣にある国有形文化財、桜櫓館を見学します。
外観は雨で撮り忘れました。大館が市になる前の最後の町長さんの家だそうです。
この方が土木と製材で成功したからなのか使っている木材がとにかく立派。
12.3mの廊下は全て一枚板で継ぎ目がないと誇らしげに語る職員さん。
床と大梁は欅、柱は秋田杉が使われています。
建築に携わっているとそれとなく心動かされますが一般の人に凄さが伝わるのでしょうか。
よーく見ると家の中の木材全てに継ぎ目がありません。欄間の格子細工が見事です。
2階には立派な和室。ものすごいガラス障子がありました。
左上には柿の木で作った富士山。手間かかってますね。
歴史のある大館市ですが最近では様々なものの建て替えが進んでいて
来年には大館駅の建て替えが終わります。完成予想図を見るとこちらも
秋田杉を使ったつくりになっています。ウッドショック知らないんでしょうか。
秋田駅がナマハゲだらけだったので大館駅はきっとハチ公だらけなんでしょう。
変わるものも変わらない物も素晴らしい。来年の帰省も楽しみです。
澤山でした。