リフォームドアちゃん
2021/07/12
おはようございます。リフォーム事業部、澤山です。
日々進化を繰り返す建築業界。
その中でひっそりと着実に進化をしているのが玄関ドア。
昔は木でできていました。進化してアルミになりました。
冬になると結露したり凍ったりラジバンダリ。
そこから断熱になったりハンドルがバーになったり防犯を強化したりラジバンダリ。
最近ではカードキーやタッチキーも付けられちゃったりしちゃったりなんかして。
もうこれがナウなヤングにバカウケ状態(死語四連発)。
そんな玄関ドアですが交換となると一筋縄ではいきません。
以前もお話しした窓と同じで内外の壁を剥がす、そうするとクロス代やドア枠、
もっとすると巾木や床タイル代なんかもかかってしまい結構な金額になります。
玄関ドアだけでも高いのにそんなにかかるなら・・・。
そんな迷える子羊ちゃんの為に誕生したのがリフォームドア。
当ブログでも他の方が何回か書かれていますが改めてご紹介します。
今回はこのドアをリフォームします。
すごく立派な木製ドア。輸入物でお施主様も木製のこのドアを相当お気に入りでしたが鍵が壊れて
しまい国産品では対応できない為に泣く泣くのリフォームとなりました。
まずドアを外します。すごく立派なドアで重いわ固いわで大苦戦をしながら外します。
外したら早速、既存の枠に新しいドア枠を取り付けます。
ここがリフォームドアのポイントです。枠分、少し狭くなりますが既存の枠を使用して新しいドアを
付けてしまう事で周りの壁を壊さず新しいドアが付けられる。素晴らしい発想です。
次にドアを吊り込みます。これでドアとしてはほぼ完了。
しかし元のドア枠は丸見え。ちょっとカッコ悪いです。
そこで使うのがこのカバー材。今回は特別に裏側を公開。木目のシートの裏は当然ですがアルミなんですね。
これを元の枠の部分に被せます。
今回は少し特殊な輸入物の枠なので枠も大きめです。
全てに被せたら工事完了。枠が大きくて立派。洋食屋さんみたいです。
最初は渋っていたお施主様も「これならいいわ!」とご納得の木製シート。星三つです。
室内もノーダメージ。既存の木枠と遜色なしです。
今まで頑張ってくれたドアともお別れ。オスプレイ戦後の飯伏を思い出します。今までありがとう。
さて、この工事ですが9時から始めて15時には掃除まで終わりました。リフォームドアを使用しないと
工事は少なくとも3~4日はかかってしまいます。予算も削減、工期も削減、最高でーす。
玄関リフォームにお悩みのお客様、今ならお盆に間に合います。
玄関は家の顔です。ご相談お待ちしております。
澤山でした。