固定金利?変動金利?ミックスローンの選択肢も!メリットとデメリットを知って賢くローンを組もう!

2023/04/15

目次

こんにちは!
営業の吉見です。本日は私も絶賛日々勉強中の住宅ローンについてお話できればと思います。

住宅ローン、色々と種類があって何がお得で自分でわからなくなること、ありませんか?
金利の種類だけでも、固定金利、変動金利、最近はミックスローンなんていうものも話題になっています。

今回はそれぞれのタイプを理解して、賢く住宅ローンを組んで注文住宅を建てましょう!



1.ミックスローンって何?

住宅ローンの金利タイプは、固定金利、変動金利と大きく分けて2種類の金利タイプに分かれます。
ミックスローンは簡単に言うと、この2つの金利タイプを組み合わせてローンを組むこと。次からは、固定金利と変動金利について学んでみましょう。

2.固定金利、変動金利の違いって何?

まずは固定、変動のメリット・デメリットについて学んでみましょう。

2-1.そもそも固定金利って何?

住宅ローンを借り入れする際、それぞれ金利を選ぶことになりますが、その金利がある一定の期間ずっと同じなのが固定金利型。固定金利型には借入期間中ずっと金利が変わらず一定な全期間固定と、1年・3年・5年・10年など固定期間の長さを選ぶことができる期間固定の2タイプがあります。期間固定タイプは、固定期間終了後は各銀行の店頭基準金利によって支払額が変わることになります。

2-1-1.固定金利のメリット

固定金利のメリットは何といっても、支払額が常に一定、ということ。固定期間中は、金利がずっと一緒なので毎月の支払額は一定なのです。
お子さんの教育にお金がかかる時期など出費が多い時期はどのご家庭にでもあるもの。
そういった時に支払わなければいけない額が事前にわかっている、ということは日々の暮らしの安心につながりますよね。
固定金利型の代表的な商品としては住宅金融支援機構のフラット35。
フラット35にも様々な商品プランが用意されており、長期優良住宅認定を取得していると金利が低く抑えられるなどお得なプランも。
建物の性能により金利優遇が変わるので、建物の性能が重要になってきます。

たけうちの家性能ページはこちら

2-1-2.固定金利のデメリット

固定金利のデメリットは、変動金利型に比べて金利が高めに設定されていることが多いということ。また、変動金利の金利が下がったとしても、固定金利の金利は変わらないので支払額は変わりません。

2-2.変動金利って何?

変動金利とは、経済や金融政策によって金利が変わっていくタイプ。金利は半年に1度見直しがかかり、変動金利を選択した場合の支払い額は5年に一度見直されます。

2-2-1.変動金利のメリット

変動金利型は固定金利型に比べると金利が低めに設定されています。
毎月の支払額を抑えることができるところが、最大のメリットと言えるでしょう。

2-2-2.変動金利のデメリット

変動金利のデメリットは、文字通り金利が変わることにより支払額が変化してしまうこと。金利情勢はある程度の予想は出来てもそれが絶対ではないところが難しく、支払額見直しのタイミングで金利が上昇していれば、支払い額が上がってしまうこともあります。

2-3.固定金利と変動金利を比較してみよう

ここで、それぞれの金利タイプで住宅ローンの借入をした際の比較をしてみましょう。


3年固定でその後変動金利を選択した場合、当初3年の支払いは95,567円、その後変動でずっと金利が変わらないとするとその後の支払いは109,731円、総支払額は52,161,262円となります。
全期間固定の場合は月々の返済はずっと117,996円。総支払額は56,638,117円となります。
変動金利を選択すると月々91,516円。支払い額の見直しは半年ごとに入りますが、金利がずっと変わらないままだとすると43,927,949円になります。
総支払額で比較すると変動金利が一番お得になりますが、金利がどう変動するかわからないというリスクがあります。支払額が変わらない全期間固定は確かに安心ですが、総支払額は最も高額。たとえばお子さんの学費が最もかかる10年間だけ固定で、その後変動で支出を抑えるなど各ご家庭によって適した金利タイプは異なります。


3.ミックスローンって何?ミックスローンのメリット・デメリットも学ぼう

ミックスローンとは、異なる金利タイプのローンを組み合わせて組む住宅ローンのこと。たとえば、4,000万円借入する際に2,000万円を全期間固定、2,000万円を変動金利と分けてローンを組むことが出来ます。

3-1.ミックスローンのメリット

ミックスローンは、金利の変動リスクを多少抑えることが出来るメリットがあります。固定金利と変動金利を組み合わせることでリスク分散できるのです。

3-2.ミックスローンのデメリット

デメリットとしては、金利によって受けることの出来る恩恵を最大限受けることが出来ません。これは、先のメリットの所でお話したリスク分散によるもので、変動金利のみでローンを組んだ場合と比較してしまうと金利が引く場合のメリットが最大限に発揮されません。

3-3.ミックスローンで気を付けるべきこと

ミックスローンを組む際の条件、要件は各銀行ごとに違います。ただ、2本のローンを組むことになりますので、ローンを組む際にかかる諸費用や手間は2倍になってしまいます。

3-4.ペアローンという手もある

ミックスローンではなく、ペアローンという手もあります。たとえば2人でローンを組む際、片方は固定、片方は変動、というふうに2本ローンを組みリスク分散します。この場合も、諸費用や手間は基本的には2倍になってしまうので注意は必要です。


4.まとめ

住宅ローン金利についてお話してきましたがいかがでしたか?
各ご家庭の状況によって適している住宅ローンは変わってきます。
住宅ローンについて、一度詳しく聞いてみたい!という方はぜひお問い合わせくださいね!

お問い合わせはこちらから

contact

各種SNSでもメッセージを受け付けております。
お気軽にご相談ください。

  • Instagram
  • Facebook
  • Pinterest
  • LINE
資料請求