ZEH(ゼッチ)って何?光熱費を抑えながら地球に優しい家を建てよう!

2023/03/17

竹内建設のスタッフ 花田 徹
著者
花田 徹

目次

こんにちは!
R+houseの花田です。
今年3月、娘が中学校を卒業しました。4月からは新生活!存分に楽しんでほしいと思います。

さて、今日のテーマはZEH(ゼッチ)!
ZEH(ゼッチ)住宅、みなさん聞いたことはありますでしょうか?
光熱費が上昇している今、ZEH(ゼッチ)は注目ワードになりつつあります。そんなZEH(ゼッチ)住宅、今日はご紹介したいと思います。

1.ZEH(ゼッチ)ってそもそも何?

ZEH(ゼッチ)とはnet Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語。「エネルギー収支をゼロにする家」という意味で、1年間に家庭で使用するエネルギー量をあわせて実質ゼロにする家、ということです。

1-① ZEH(ゼッチ)住宅に必要な3つの要素 その1 省エネ性能

住宅をZEHにするためには、住宅自体の省エネ性能も大切です。LED照明や高効率の給湯システム、換気システムを採用することで生活費自体をぐっと抑えます。


1-② ZEH(ゼッチ)住宅に必要な3つの要素 その2 断熱性能

高性能の窓や断熱材を採用して、エネルギー効率を上げます。ZEHに必要な断熱性能は、UA値という基準で定められています。UA値は家の外皮(外壁麺)を通して熱が外側に逃げる量を計算したものです。札幌の場合は0.46w/㎡・kと数値が定められています。

1-③ ZEH(ゼッチ)住宅に必要な3つの要素 その3 創エネ

人が暮らしていく中で、削減できない最低限のエネルギーはどうしても発生します。その発生したエネルギー分を創エネでプラスマイナスゼロにするという考え方がZEH(ゼッチ)です。太陽光発電などのエネルギーを生み出す設備が備えられていることが1つのポイントです。

最近電気料金の高騰がニュースでも多く取り上げられています。全国的に燃料費調整額の上限が撤廃されていることが高騰の要因となっています。
燃料費調整額は原油や石炭、液化天然ガスなど火力発電所の燃料調達にかかったコストの一部を使用者が負担するもの。コロナ禍によるタンカー貨物輸送量の減少や、ロシアによるウクライナ侵攻などで火力発電所の燃料となる原油などの資源価格上昇が今年になっても収まっていません。
北海道電力も2023年6月に平均34.87%の値上げが予定されています。
光熱費削減に関しては、各ご家庭の努力では到底太刀打ちできないレベルになっており、住宅自体の性能を上げることも必要な時代となりました。


2.ZEH住宅のメリット 3選

ZEH住宅にはたくさんメリットがありますので、ご紹介しましょう!

2-① 性能の良い住宅に住むことができる

ZEHの家は、光熱費を抑えられる省エネ性能が非常に高い家になっています。断熱性能も高いので、室内でのヒートショックの心配が少なく、家中どこにいても快適に過ごすことが出来ます。

ヒートショックについての記事はコチラ


2-② 補助金を活用できる

ZEHの家を持つことによって、こどもエコすまい支援事業や地域型住宅グリーン化事業に該当します。色々な条件にもよりますが、最大で155万円の補助金を受けることも可能です。

補助金に関する「たけうちの住まいゼミ」動画はこちら


2-③ 税金の優遇控除が受けられる

住宅ローン控除(ZEH住宅が長期優良住宅の認定を受けている場合、令和4年および5年に新築)は
借入限度額は5,000万円、13年間0.7%の控除を受けることが出来ます。年間の最大控除限度額はなんと35万円。
13年間控除を受けたとすると
13年間×31.5万円で合計455万円の控除を受けられることになります。


3.ZEH住宅のデメリット

3-① コストがかかる

ZEH住宅は、高性能な部材を使用し、太陽光発電などの設備も必要です。そのため建築する際のコストが通常よりも高くなってしまう傾向も。

3-② 定期的なメンテナンスコストがかかる

一般的な住宅よりも高性能な設備が多いZEH住宅。性能を落とさないためにも、定期的なメンテナンスはとても大切です。
しかし、一般的な住宅でも長く済み継いでいくためにはしっかりとしたメンテナンスが大切なのは同じこと。
あまりデメリットとも言えないかもしれません。


4.まとめ

メリットもデメリットもあるZEH住宅ですが、トータルで考えると地球にもお財布にも優しい高性能住宅でした。
たけうちの住宅性能についてはコチラ

長く住み継いでいけるロングライフデザイン住宅として
検討してみてはいかがでしょうか?

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