注文住宅に太陽光発電を設置するメリット・デメリット。本当にお得なの?
2023/04/29
目次
こんにちは!
少し早めの桜も咲いて、少しづつ初夏に近づいていきますね。
さて、光熱費が上がっている今日この頃。
気になっているかたも多いのではないでしょうか?
今日は太陽光発電システムについてお話したいと思います!
本当にお得なのか?
お得に取付する方法とは?を解説します。
1.太陽光発電を設置するメリットとデメリットとは?
太陽光発電を検討するうえで、最も気になるのはやはりメリットとデメリットですよね。
1-1.太陽光発電を設置するメリット
1-1-1.電気代の節約につながる
毎月の光熱費、特に電気代が上昇し続けているのはみなさんよくご存じだと思います。これは、再生可能エネルギー発電促進賦課金や燃料調整費が上昇していることが関係しています。今後電気料金が下がることはまず考えにくく、毎月の光熱費を抑えるために太陽光発電が大いに活躍します。自分の家で使う分の電気を自分の家で発電できると、電気代として電力会社に支払わなければいけない金額が減り、節約につながりますね。
1-1-2.地球環境に優しい
現在大きな問題となっている地球温暖化は、二酸化炭素が主な原因となっています。二酸化炭素濃度の上昇により温室効果ガスは太陽からの熱をより多く吸収していきます。このことにより地球自体の気温上昇を引き起こし、地球環境は大きく変化しつつあります。これは先進国を中心に石炭や石油、天然ガスなどの化石燃料を燃焼し続けていることにより起こっています。
この化石燃料の代わりになるのが、太陽光発電などを含む「再生可能エネルギー」です。再生可能エネルギーはエネルギーを作る際、二酸化炭素を排出しません。そのため、地球環境に優しいエネルギーとして注目されているのです。
1-1-3.緊急時に自家発電することができる
2018年9月に起こった「北海道胆振東部地震」では北海道全体が停電となり、”自家発電できる”ことの重要性が注目されました。太陽光発電を自宅に設置していれば、緊急時の電力として自給自足することができます。
1-2.太陽光発電を設置するデメリット
1-2-1.設置時の費用がかかる
太陽光パネルを設置するには、初期投資かかります。太陽光パネルに不随する部材(パワーコンディショナ―、架台などの各機器)にも費用はもちろん発生しますこれらは住宅を新築する際には、住宅ローンに入れ込むことができます。
1-2-2.メンテナンスコストがかかる
パワーコンディショナ―などの太陽光発電に不随する機器に関しては電化製品と同じで、数年に一度交換が必要になります。
2.太陽光発電のシステム価格の推移
太陽光発電のシステム価格は、ここ13年間で大きく下がっています。2009年から見ると、設置方法が多様化したり架台が進化していることもあり、より設置しやすい環境が整ってきていると言えるでしょう。
3.太陽光発電の売電価格の推移
毎年売電価格は下がり続けていて、約10年前から見ると半分になっています。2023年は16円/kwで今後も売電価格は下がっていく見込みです。これに反比例するように日々の光熱費は上昇しています。
4.太陽光発電は本当にお得?パネルは何枚設置する?
太陽光発電のパネルや周辺機器の価格は、少しずつですが価格が減少傾向で手に入りやすくなってきました。しかし、先にお話ししたように売電価格はピーク時の1/2相当にまで落ち込んでおり、今後も下がり続ける見込みです。これらのことから、たくさんパネルを設置してたくさん売電したとしても、大きな収益にはなりにくいと考えられます。しかも、たくさんパネルを設置することにより初期投資や、メンテナンス費用も増加してしまいます。しかし、毎年光熱費(電力会社から購入する電気の代金)は上昇しており、何か対応策を考えなければなりません。光熱費の上昇は再生可能エネルギー発電促進賦課金と燃料調整費の上昇によるものであり、これは電力会社から購入する電気のすべてに付加されるコストです。つまり、自家発電の電力を自宅で使う分にはこのコストはかからず、節約につながっている、ということなのです。
これらのことをトータルして考えると、
「家で使う分のちょうどよい量の、電気を自給自足できるパネル枚数」が最適ということになります。
多くパネルを設置せずちょうどよい量にすることで初期投資を抑え、自給自足することでお安く無料で電気を使用することができます。
5.まとめ
光熱費や物価の高騰を考えると、今後はエネルギーを自給自足できるシステムを持った住宅は必至となってくるでしょう。
これから住宅取得をお考えのかたは、ぜひエネルギーについても考えてみてくださいね!
詳しく知りたい、そんなときはぜひ私たちにご相談ください!
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