保育園の建築に関わって思うこと。この仕事の醍醐味。

2023/03/11

竹内建設のスタッフ 宮武 嵩史
著者
宮武 嵩史

目次

こんにちは。
特建事業部の宮武です。
私は住宅ではなく、特殊建築(店舗や事務所、教育施設など)の施工管理に携わっています。
その中でも、保育園の建築に関わることが多く、住宅や店舗などとは違った楽しさや苦労があるので、今日はその辺のお話が出来ればと思います。

1.保育園(保育所)とは

保育園は、”保護者が働いているなど何らかの理由によって保育を必要とする乳幼児を預かり、保育することを目的とする通所の施設”(児童福祉法第39条第1項)。最近はご両親がお仕事をされているケースも多く、保育園を利用されている方も多いですよね。

国の幼児教育・保育の無償化により、3歳から5歳児クラスのお子さんは保育料が無料になっています。
札幌市の場合は、独自施策として住民税非課税世帯ではない0歳から2歳児クラスまでのお子さんについては、国の基準よりも低い保育料が設定されています。また、第2子の保育料が無料になります。
詳しくはこちら(さっぽろ子育て情報サイト)

2.保育士不足がさけばれる今、保育園建築に求められること

住宅でも、店舗でも、どんな建物でも機能面や安全面において、ある一定以上のレベルは確実に求められています。
保育園建築においては、利用者の主役がお子さんになりますので、そのレベルが格段に高くなります。場合によっては、ある程度の利便性を犠牲にしてでもそれがお子さんたちにとって安全であるか、健全であるかが仕様決定の焦点となることも。常に子ども目線に立った仕事が求められているのです。
ただ、保育士さん不足が叫ばれる昨今、できる限り保育業務のオペレーション効率化につながるよう、提案や検討がなおざりにならないよう多角的な視点をもって取り組む必要性もあります。
苦労することも多いですが、その分他では味わえない目線や技術も養われるため、とてもやりがいのある仕事だと思っています。

また、竹内建設ならではと言えるかもしれませんが、自らがアフター対応や定期点検を行っていますので、実際お子さんや保育士さんがが施設を使っている様子を肌で感じることで、より今後の改善につなげていくこともできています。
オーナー様とも長くお付き合いさせていただいていますので、リピートして何度も弊社でお手伝いさせていただくことも多くあります。

3.携わった保育園

保育園建築にかける私の思いを語ったところで、数件携わった保育園のご紹介をしたいと思います。

3-① 屯田大藤保育園分園(現:屯田おおふじ子ども園)

基本理念に~未来を創る子どもたちへ人間としての基礎づくり~を掲げている大藤学園。屯田だけでなく、市内に数か所拠点があります。
その中で、お手伝いさせていただいたのが屯田大藤保育園。
床や天井にふんだんに木を使った明るい空間で、室内には随所に丸太でできた柱を使っています。生活の中で自然と木に触れ合うことが出来る空間です。




3-② 福井もりと風の保育園

保育理念は「こころに響く感動保育の提供。」
内閣府所管の企業主導型保育事業になります。
こちらの園は名前の通り、自然あふれる環境で「原体験が生きる力を得る。」がテーマになっています。
園の中心には中庭があり、中庭を中心に各部屋が配置され、中庭からはたっぷりの光と青空をのぞむことができます。
室内はウォールクライミングや薪ストーブなどがあり、通常の認可保育園とは少し違った魅力があります。




3-③ ほしがおか保育園

ライズ歯科が運営する保育園で、通常保育と合わせて病児・病後児保育もしています。
看護師さんが常駐する保育園で、もしもの時安心ですね。
こちらもウォールクライミングなどの遊具が好評な保育園です。




4.まとめ

私が保育園建築にかける思いをお話してきましたがいかがでしたか?
竹内建設では、住宅以外の特殊建築事業として色々な建物をお手伝いしています。
興味のあるかたはぜひお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから

特建事業部の施工事例もぜひご覧ください!
施工事例はこちらから


本日ご紹介した保育園は

〇屯田大藤保育園分園
ホームページはこちらから

〇福井もりと風の保育園
ホームページはこちらから

〇ほしがおか保育園
ホームページはこちらから

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