【新築住宅こそが節電のカギ!】節電しながら暮らす注文住宅を建てよう!

2023/06/26

竹内建設のスタッフ 日下 知之
著者
日下 知之

目次

こんにちは!
R+houseの日下です!

電気代が高騰している今。家を建てたら生活費が上がるのでは?という不安もあるのではないでしょうか。
今日は節電しながら注文住宅を建てる方法をお教えします!

1.電気代高騰の今。注文住宅を建てるのは不安?

近頃続いている電気代の値上げ。節電効果もいまいち…どこまで上がるんだろう、と不安になってしまいますよね。

1-1.電気料金のこれから。一体どこまで料金は上がる?

北海道電力の電気料金は、2023年6月1日から22.6%の値上げとなりました。新型コロナウィルスのパンデミックにより社会情勢は大きく変化し、電気料金だけではなくあらゆる物の値段が上界し続けています。なぜ電気料金が上昇しているかというと、再エネ賦課金や燃料調整費の上昇が要因となっています。

1-2.再エネ賦課金

再エネ課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)とは、太陽光発電や風力発電で作られた電気を電力会社が購入する際に支払うお金を、全国民で負担しましょう、というお金。2012年から再エネ賦課金の徴収ははじまっており、当初0.22円/kwhだったものが2021年には3,36円/Kwhにまで上昇しました。2023年は1.4円/kwhと減少しましたがこれは2023年6月に燃料調整費と電気代単価の大幅な改定が予定されていたため、減少したとみられています。

1-3.燃料調整費

こららも電気を使う全国民が支払うものです。輸入している原油や石炭の輸入価格に応じて、作られる電気の原価は変動しますが、原価が安くすめば値引き、高くなれば追加徴収される形になります。原価の変動によって供給する電気代を上下に調整し、家計負担を増滅する役割を持ちます。
2020年7月には-2円だったものが、2023年3月には7.23円になりました。約2年で値引きから追加徴収へ変化してしまいました。

1-4.電気代はどうなるの?

約10年以上前は、電気屋さんも「電気代は上がらないのでオール電化が良いですよ!」とお話していた時代でした。あれから10年以上経った今、注文住宅を建てる際、オール電化が良いですよ、オールガスが良いですよ、と断定しずらい情勢になってしまいました。おそらく10数年前の状況に電気料金が戻ることは難しいでしょう。それならば、節電しながらいかに家計負担を減らして注文住宅を手に入れるか、というところがポイントとなります。次からは節電しながら暮らす、注文住宅を手に入れるためのポイントをお話していきます。

2.実は新築住宅こそ節電につながる!注文住宅で電気代を節電しながら暮らすには?

2-1.すぐれた断熱設計の家をつくる

どんなに優れた暖房設備や換気設備を入れても、その家が基本的な断熱性能を備えていなければ全く意味がありません。断熱がきちんと施されていない家は、言わば「すきまだらけの家」。どんなに夏の暑いときに冷房をかけても、外の暑い空気が家の中に伝わってしまいますし、冬の寒いときに暖房をつけても暖かい空気が外に逃げてしまいます。「断熱スペック」(断熱性能)は注文住宅を建てる人が自ら選ぶもので、一概にこのスペックにしておけば安心、というものではありません。家の大きさや間取り、設備グレードによっても最適な断熱スペックは変わるもので、住宅会社と相談しながら最適な選択をすることが必要です。

2-2.高いエネルギー効率の建材を使う

2-1の壁・床・天井の断熱性能を上げることに加え、高いエネルギー効率をもつ建材を使うことも大切な要素になります。高いエネルギー効率の建材とは、窓やドアなどのこと。断熱材をより効果的に機能を発理させるためには大切な要素になります。断熱スペックとドアや窓のスペックに大きな差がある場合、より低いスペックのものに負荷がかかってしまいます。断熱スペックが高くてドアやまどのスペックが低い場合、ドアや窓が弱点となりそこから熱が逃げたり入ったりしやすくなってしまうのです。ですから、断熱材に合わせてドアや窓を選ぶことはとても大切です。

2-3.高いエネルギー効率の設備を使う

断熱材、建材と並んで大切なのは設備です。どんなに高い断熱スペックの住宅を作っても、その中で熱源がなければあたたかい空間にはなりません。省エネルギーで効率のよい設備を入れることでエネルギーの消費を減らします。

2-4.再生可能エネルギーを採用する

太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーを採用することも1つの方法です。自分の家で使うエネルギーを自分の家で作ることで、電力会社から購入する電気を減らすことができます。余剰電力は他の用途に活用することもできます。
太陽光発電についてはこちら→注文住宅に太陽光発電を設置するメリット・デメリット


3.まとめ-ZEH住宅という選択も-

先にお話してきたそれぞれのスペックで最適なものを目指していくと、ZEH住宅という選択も出てきます。ZEH住宅とは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で年間のエネルギー消費量とエネルギー生成量(太陽光発電システムなど)がほぼ等しくなるように設計、構築された家のことを言います。ZEH住宅には色々とメリットがあります。

3-1.経済的なメリット

自分の使うエネルギーを自分でまかなう、ということはエネルギーを”購入する”費用がぐっと抑えられる、ということです。

3-2.環境へのメリット

石炭や石油を使って作られたエネルギーを購入しないで済む、ということは環境を悪化させるエネルギー使用を減らすことができ、環境配慮につながっています。

3-3.快適な住環境

スペックの高い住宅に住むということは、それだけ外気に左右されない快適な住環境を得られる、ということです。


新築住宅を建てることは、節電にもつながっています。長く安心して暮らすことの出来る注文住宅を建てたいですね。
興味をお持ちのかたはぜひお問い合わせくださいね!

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